今日はルミネ1じ3じ(「漫談」)4じ6じ(「漫談」)
7じ9じ(「男とりんご」)(新ネタ)
ご来場ありがとうございましたっ!!
さて、昨日の続きです・・
月~金は、朝練と学校をはさんで(行くヒトは 笑)
夕方5時からの練習の2回。土、日は朝昼夜の3回練習。
その間には「午睡」を挟みます
(練習後に飯を食って、筋肉を育てるためにわざとすぐ寝るのです)
また起きて練習。朝なのか夕方なのかわからなくなります。
日曜日に3回目の練習。コレがくせものです。
毎週のこの練習はだいたい「エルゴ測定」という、陸上でのボートマシンを使ったタイムトライアルの記録会です。30分でどれだけの距離を漕げるか、です。これを元にランキングを決めます。
全力疾走を30分続けてる感じです。はっきりいって地獄です。
僕は今に至るまでこれ以上「辛い」ことを経験したことがありません。
つらくなってペースを落としたくても、先輩が横について「落ちてきたぞ!!あげろ!!あげろ!!」と怒り、休ませてくれません。
腰は痛み、意識は遠のき、激しい呼吸に鼻の粘膜はヒリヒリ、
肺からは変な音がします・・5分でもやめたいのに、30分です。
つらくなって来て「うわ”~~~!!」とか叫ぶヒトもいます・・
全然「悲しい」とかの感情じゃないのに涙がでてきたりします。
最初にその姿を「目撃」したときは「エライところに来てしまった・・」
とまじで「泣きそうに」なりました。
終わった後は筋肉が張ってしばらく動けません・・
コレがある日は前の日から憂鬱です。つまり一般に大学生が一番
楽しみにしている「週末」が、一番「怖い」のです。
しかし日曜夜、この練習が終わると、週に一度の待ちに待った
「解散」があります。そうです!週に一度の「外泊」が許されるのです。
測定の後、風呂に入って全員で夕食。日曜は必ずカレーです。
一週間分のあまった牛乳を全部ぶちこんでるのでかなりマズイのですが、当時は若さと腹ペコ、そしてなにより「開放感」で、最高に旨かったんです。「解散カレー」って呼んでました。あの味、もう一生味わえないだろうなあ・・
PM7:00くらい。「解散!!」の号令で僕らは「つかの間の自由」
を手に入れます。次の日は練習お休み、普通の大学生に戻れます。
彼女がいるヒトは彼女に会いに、実家が帰れる範囲にある人は実家に、それぞれ帰って行きます。
しかしそれもつかの間、月曜日のPM10:00門限、消灯です。
ひどいでしょ。よく考えてください。日曜の夜ですよ。
世の中が、学生が盛り上がるのは金曜土曜です。そうです。
平日を次の日に控えた「日曜夜」なんて誰も遊んでくれないんです・・
彼女がいた新入生も夏前にはフラれ(当然です 笑)、
出会いを求めようにも「タイミング」がズレてます。悲惨です。
週に一回しか会えない、毎日10時にはグッスリ眠ってるヤツなんて、誰が付き合いますか?
まれに誰かががんばって見つけてきた「コンパ」的な会を無理して
月曜日に開催したとしても10時には戸田にいないと、次の日には
「丸刈り」です。笑 新宿だと9時前くらいからソワソワしだす僕らを、どんな女学生が「魅力的」だと思いましょう・・
埼京線が渋谷まで延びる!というニュースに合宿所が沸いたのもつかの間、ホームまでの通路がありえないくらい長く、結局新宿でのんでるのと同じ時間には「ごめん俺たち・・「門限」あるから・・」と、
財閥ののお嬢様みたいなせりふを言わねばなりませんでした・・
「どっちらけ」です・・
仮にそれでもなんとか仲良くなったとします。
「連絡先は?」
いまだったら「赤外線しよっか?」ですよね
しかし、残念ながらこれは1995年の話。携帯電話なんてもってるヤツはけっこうまれでした。なので僕らの電話番号は・・
そうです「戸田の合宿所」です・・「代表」です・・笑
きったない玄関に一個だけ置いてある「ジリリリリリ~~~!!」
とけたたましく鳴るテレカさえ使えない「ピンクの電話」です・・
何時に電話しても
声の太い部員が 「はい!明治大学ボート部合宿所です!」
・・恋、実るわけないっス・・
(ちなみに電話の脇にはホワイトボードの「伝言板」みたいなのがあって、連絡事項が書かれています。
普段、超 威張ってる先輩宛に、変わりに用件を聞いた部員から。
「~先輩へ、このあいだのティッシュ配りのバイトの面接の件ですが、選考の結果、「ご縁がなかった」そうです」 ・・声を殺して爆笑です。)
そんな環境の中、次第に僕たちは「解散日」が来ても「戸田」を
離れなくなります。「外の世界」には、あまりにも手のとどかない
「華やかさ」と、限りなく深い「悲しみ」があるからです。
そして僕たちは「解散カレー」を平らげたあと、皆で二階に昇り
「バーチャファイター」に没頭します
繰り返しすぎてすっかり体に染み付いてしまった必殺技で、
「連続コンボ」で、頭の中の「煩悩」を倒すべく、「セガサターン」
に向き合います・・
門限ないのに。消灯ないのに。自由なのに・・
結局、なんだかんだで超疲れてるので10:00には眠くなります
グズリだします・・小学校低学年です・・笑
夜が明けて、無駄に早く目がさめて(悲しきリズム)
「せっかくフリーだから」と、むりやり外をブラブラ(あくまで戸田)
暇つぶしに学校行ってみたりして。久しぶりのクラスメイトに
「あんまり学校これてないよな~、頑張れよ!「ヨット部」!」
慣れっこなので、夏が過ぎる頃にはもう訂正はしません。
「今度試合見に行くよ!」 口だけです・・
なまじ見に来てもらっても、ここがマイナースポーツの悲しいところ、
2000mで争うこの競技。ゴール地点にある観覧席。
スタートは遥か遠く。選手の姿が見える頃には「勝負が決まって」
います・・
「がんばってたね・・(どこに乗ってたかわかんなかったけど)」
「またくるわ・・(これたら・・ね)」
カッコ内は想像ですが、カオみたらわかります。
そして暮れてく「フリー」の月曜日。きったない食堂に置いてある
「アイワのテレビデオ」で、月9「ロングバケーション」をみんなで食いいるように見つめ、結局消灯時間。明日も起床は5時。
こうして僕らの「ショートバケーション」は、限りない地味さのなかで終了です。
でもね、知ってますか?毎日一緒に住んで、同じ生活リズム、同じものを食ってると、「屁のニオイ」まったく同じになるんですよ!
ウソじゃないです!まじです!自分の屁なのか他人の屁なのかわからなくなってきます。そのうちに「屁は、みんなの屁」くらいの感覚になって、気にならなくなるどころか、いとおしささえ感じます・・
そしてボート競技のボートは縦に八人乗り。オールを体ごと前後させるために、レールに乗ったスライドするイスに乗っています。だからオシリは擦り切れて常に真っ赤です。全員同じ形、同じ色です。当然です。
そのうちに、「これが人類の正しいオシリだったんじゃないか?」くらいの感覚まで覚えます・・
続きます・・